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コーヒー粕を分別する珍しい取り組み
黒部市の取り組み:コーヒー粕と下水汚泥を活用したバイオマス発電
弊社では、環境に配慮した取り組みを大切にしていますが、今回、全国でも珍しい取り組みを行っている黒部市の事例をご紹介します。
コーヒー粕と下水汚泥のバイオマス発電
黒部市では、下水汚泥とコーヒー粕を活用して、バイオマス発電を行っています。普段飲んでいるドリップコーヒーの粕は、どのように処分されていますか? もし「もやせるごみ」として処分されるのが一般的かと思います。黒部市では下水へ流すことでバイオマス発電に貢献することができます。
どうやって流すの?
コーヒー粕は非常に細かいため、流し台から洗い水と一緒に下水に流すことができるそうです。これにより、黒部市内で「黒部浄化センター」を通じて、バイオガスとして利用され、発電やボイラーの燃料に変換されます。もちろん、ペーパーフィルターは流せません。これにより、排水管の詰まりやディスポーザーの刃の摩耗を防げます。
持続可能なエネルギーと地域への貢献
バイオガスから得られるエネルギーは、24時間安定した再生可能エネルギーであり、CO2削減にも貢献します。さらに、黒部市の下水汚泥は100%有効活用され、地域内の製紙工場で石炭代替燃料として利用されるそうです。この循環型のエネルギーシステムは、地元の足湯の温泉供給にも使われ、地域住民の生活の質向上にも貢献しているみたいです。
環境への配慮とSDGsへの貢献
黒部市の取り組みは、環境への配慮と地域社会への利益が一体となった素晴らしい事例です。コーヒー粕を下水に流すことで、ゴミの量を減らし、ごみ焼却施設の負担を軽減することができます。また、再生可能エネルギーの利用を促進し、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献にもつながっています。
まとめ
黒部市の取り組みは、地域資源を最大限に活用することで環境負荷を減らし、持続可能な社会を築くための一つの模範となっています。今後、全国でこのような循環型エネルギーシステムが広がることを期待しています。
私たちも日々の生活でできることを意識して、環境保護に積極的に取り組んでいきたいと思います。
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SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals-持続可能な開発目標)とは、世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットです。ミライコネクトは、食品工場や飲食店等からでる使い終わった揚げ油を「廃棄物」ではなく、工業用塗料の原料としてリサイクル可能な「資源」と考え、有効活用することで持続可能な社会の構築を目指しています。
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