ミライコネクトNEWS
能登半島地震・豪雨の被災地を視察
2024年1月1日に発生した能登半島地震から、およそ1年半が経過(現地訪問は2025年6月)しました。このたびミライコネクト株式会社では、防災・減災に対する意識向上と、今後の対策強化のため、実際に被災地を訪問し、現地の方々のお話を伺いながら被害の状況を視察してきました。
案内してくださったのは、地震発生当時に現地で被災を経験された地元の方々です。彼らの体験を直接聞きながら、災害の恐ろしさと、それに立ち向かう地域の力強さ、そして現実の厳しさを、目と耳で確かめることができました。
目の当たりにした災害の爪痕
現地では以下のような災害被害を確認しました。
・地震によって倒壊した住宅や建物
・津波に流された家屋や施設
・火災の焼け跡が残る地域
・液状化で波打つ地面
・集中豪雨による河川の氾濫や土砂崩れ
また、橋が崩れて通行できなくなった地域や、隆起した道路、倒壊した電柱など、インフラ面でも甚大な被害が広がっていました。
被災当時の混乱のなか、避難所は正月という時期の影響もあり人で溢れ、対応にあたる行政職員の数も限られていたといいます。
現地では、食料や水が届くまでの日数、暖房や入浴施設の確保、仮設トイレの衛生問題など、生活に直結する課題が次々に発生しました。地元の方々は「暗い話だから」と冗談を交えつつも、その裏にある苦労と痛みを率直に語ってくださいました。
震災の教訓を三重県へ活かす
こうした現地の実情を肌で感じたことで、私たちは「これは決して他人事ではない」と強く感じました。三重県においても、南海トラフ地震など大規模災害の発生が予測されており、いつ同じような状況になるか分かりません。
ミライコネクト株式会社では、今回の視察を通して得た知見と気づきをもとに、今後の災害への備えとして「事業継続力強化計画」の策定に取り組むことを決定しました。
防災対策の具体的な取り組みへ
本計画の中では、非常時に社員やその家族の安全を確保するための体制整備に加え、防災用品の見直しや新たな備品の導入、社内訓練の強化、通信手段の確保など、複合的な対応を検討していきます。
また、地域との連携を図り、共に支え合えるネットワーク作りにも努めていきたいと考えています。
災害の現場を自分の目で見て、声を聞いて初めてわかることがたくさんありました。だからこそ私たちは、災害に対する「備え」を“本気”で考え、行動していく必要があると痛感しています。
ミライコネクト株式会社は、これからも社員と地域の安全・安心を第一に、災害に強い組織づくりを目指して取り組んでまいります。
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三重県内の廃食油(使用済み天ぷら油)回収、伊勢市・玉城町・明和町・度会町の可燃ごみ回収
ミライコネクトはSDGsの達成に向けて取り組んでいます
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals-持続可能な開発目標)とは、世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットです。ミライコネクトは、食品工場や飲食店等からでる使い終わった揚げ油を「廃棄物」ではなく、工業用塗料の原料としてリサイクル可能な「資源」と考え、有効活用することで持続可能な社会の構築を目指しています。
廃食油から生みだされた持続可能なリサイクル資源が地域の人々に必要とされ、地方から始まり都市部へ広がっていく。さらに世界へと広がることで、地球の資源や環境を守り、自然豊かな地球が未来へと続いていく。
ミライコネクトは持続可能社会の実現に無くてはならない存在として、使い終わった天ぷら油や廃油の回収・買取を通じ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献していきます。
















